2016年9月29日木曜日

初めての方のあけび蔓手篭

手仕事専科では、人気の工房がいくつもあります。
その中でも人気が宮本工芸のあけび蔓細工です。
宮本工芸は、すばらしい職人さんの工房です。
先日も九州の有名な旅館から、盛りつけ用のあけび蔓皿をご注文いただきました。
和の風情ある食には、似合いなのかと思います。
また、先日は、雑誌の「サンキュー」にあけび蔓手篭をご紹介いただきました。
お選びいただいたのは、人気のあけび蔓篭ということで、『小判ホラ編(中)』でした。
その後、随分とご注文になりましたが、手ごろな手篭では、一番の人気です。
価格が、比較的お安いこと、形が、堅実で使いやすく、入門編といった手篭といえます。
ご紹介します。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
宮本工芸  http://tesigotosenka.com/akebituru.html

小判ホラ編(中)     ¥15,500(税別)
 横30cm×巾15cm×高20cm 材 あけび蔓

 ■商品コード T-15038■ 
 


小判ホラ編(中)   ¥15,500(税別)
 横30cm×巾15cm×高20cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15038■ 

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2016年9月26日月曜日

人気のマタタビ米研ぎ笊

最近は、和のブームの影響でしょうが、TVで手仕事品が取り上げられる機会が増えました。
昨日ご紹介した「日光下駄」もその一つでした。
日光下駄山本政史 http://tesigotosenka.com/nikkougeta.html

他には、小砂焼なども一気のご注文となりました。
NHKでのご紹介です。
小砂焼藤田製陶所 http://tesigotosenka.com/koisago.html
また、昨年の11月の南部箒です。
今でも、3年待ちの状況です。
南部箒高倉工芸 http://tesigotosenka.com/takakurakougei.html
また、今も続いているのは、会津三島で作られる「奥会津編組細工」です。
それは、工房間方の菅家藤一さんが、主宰する間方生活工芸技術保存会の作品です。
春先に一気に30点を超えるご注文となりましたが、その後も続いていて、今年秋の収穫のマタタビから作られる米研ぎ笊のご注文となっています。
既に春先の個数を超えています。
工房間方 http://tesigotosenka.com/kobomakata.html仕事は、作り手のセンスが、関係します。
「うまい人は初めからうまいですよ。」は、名言です。
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2016年9月25日日曜日

実用の「日光下駄」

今日は、数カ月待ちの日光下駄をお客様に発送いたしました。
お一人の方は、二足目のご注文でしたが、半年ほど、お待ちいただきました。
もうお一人は、美容院の方でしたが、外反母趾で健康に良いとのことで、ご注文を頂戴いたしました。
昨年の暮れに、日光の健康なお婆ちゃんの紹介がありましたが、その方の健康の秘訣が、この日光下駄だったことによります。
下駄は、履くだけで自然と姿勢がよくなります。また、製品は、竹の皮を編んだ草履を麻ひもで桐下駄に縫い付けた下駄です。
竹の皮を用いているため、足にやさしい吸湿性と保温効果があり、縫い付ける時の独特の工夫により、足に心地よい刺激を与え健康下駄になります。
すこぶる先人の知恵といえます。
そのような下駄を写真に収めました。
その丁寧な作りと美しさは、生活の用具ではありますが、美術工芸品でもあります。
ご覧ください。

現在の日光下駄工房(手仕事専科でご紹介)
日光下駄山本政史
 染竹皮、鼻緒等に工夫を凝らした作り手です。
倉田工房
 昔から伝わる日光下駄をそのままに伝える作り手。
 ベルベットの鼻緒と二枚歯、草履型です。
 
後丸型生成り竹皮・トンボの印伝の鼻緒
女性用の日光下駄
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2015年12月12日土曜日

会津木綿のビジネス用「小袋」

仕事専科では、会津木綿をご紹介しています。
現在では、会津には、山田木綿織元を1社残すだけとなってしまいました。
以前は、原山織物工場様とのお付き合いでしたが、今年の1月に廃業されてしまいました。その後に縁戚の関係者の方が、原山織物工場として、操業再開いたしましたが、弊社では、価格と取扱い内容から、お取引を継続することが、出来ませんでした。
会津木綿では、今でも明治時代に創業した当時の豊田自動織機をつかい、家内工業的に操業されています。
工場をたずねると明治時代にタイムスリップした印象に陥ります。
会津木綿の特徴は、少し綿糸が太いことから、織り上がりの手触りがごわごわとしています。単衣などよりも、もんぺとして普段着の木綿と言えるでしょうか。
単衣は、きめの細かい綿糸で緻密に織り上げた方が、上等と言えるでしょう。
しかし、その縦縞の色合いは、会津木綿の特徴です。

私の仕事専科の究極の目標は、それぞれの工房の伝統工芸品を仕事専科のオリジナルとして、ご紹介することです。
オリジナルとは!?
①デザイン(色と形)
②機能性(使用目的)
これらに
③お客様の欲しいもの  を加えます。
売り手の都合では、ものは売れないと、そして、お客様にfitすることが、大切と聴きます。

そのようなことから、ビジネス用小袋を作りました。
A-4サイズの小袋です。
会議の際にバッグに忍ばせて、書類などをそちらに収納することが、出来ます。
お洒落です。
そして、私の好きな色柄を3種類選びました。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
山田木綿織元 http://tesigotosenka.com/yamajyuaidumomen.html 
【手提袋(バッグ)】3種類あり。
・インナーバッグ(小) 赤 ・青・緑     
¥3,840
 横30cm×丈35cm×マチ3cm
 持ち手:巾2cm×長30cm
 内袋:横10cm×12cm(小袋)
 小袋:横16cm×丈11cm
     ※ファスナー付
 ■商品コードA-23011■
    
A-4サイズの書類入れです。
それぞれに、小袋(ファスナー付)に収納
することが出来ます。
鮮やかな会津木綿の縞柄が特徴。
御自分のお好きな縞柄から、
お作りすることも可能です。
あなたのオリジナルとなります。
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2015年11月25日水曜日

繁忙の”祝い大麻(おおぬさ)飾り”作り

手仕事専科には、精麻(せいま)をつかい、穢れを祓う具として、”祝い大麻(おおぬさ)飾り”があります。
麻は、波動が良いと言われます。わずか数カ月で、3mにも届く大麻草のちからは、はるか古代品には、脅威に映ったものと思われます。
大麻草の皮からとれる靱皮を研ぎ澄まし、輝くばかりの繊維を 精麻 といいます。
日本人が昔からと呼び、生活を支える基本素材として使われていた日本古来の麻・大麻の本領はこの精麻にあり、神道ではこの繊維こそが清めの本質として今でも使われています。

水で身を清める禊ぎはよく知られており、今も神社の入り口にある手水舎は簡易な形で身を清めるものですが、より強い禊ぎを行なうためには海浜の塩水を用います。その考えから清めの塩があり、いまでも塩を用いる清めはよく知られております。それらで祓えないものを祓う本質的な清めを行なえるものが日本古来の麻・大麻の繊維です。
祝い大麻飾りは大麻博物館でつくっております。
今年収穫された精麻(せいま)、紅白の下げ紐、麻紙による紙を使い作ります。
そして、本品は、神棚や床の間、玄関口等に飾り、より強い清めを行いたい時に曳き撫でてつかいます。
御紹介します。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
大麻博物館 http://tesigotosenka.com/taimahakubutukann.html
祝い大麻飾り http://tesigotosenka.com/pic/s-32pic/s-32023.html
          
祝い大麻飾り
http://tesigotosenka.com/pic/s-32pic/s-32023.html
下がり紐
精麻
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2015年10月30日金曜日

精麻からつくる”縁結び(スクリュー)”

手仕事専科では、大麻博物館精麻が、人気です。
波動が良いことから、身に付けることで、邪気を払い、穢れを清める力を持っていると考えられています。
昨年産の精麻が切れてからは、ご予約をちょうだいしておりました。
今年の精麻からつくる「祝い大麻飾り」が、やっとお届けできるようになりました。
それにもまして、人気なのが、縁結び(スクリュー)です。
見た目もスマートで、腕に付けることで、似合いの方との出会いに繋がる品です。
身に付けていると意中の人との出会いか、想わぬ人との出会いが、あるでしょうか。
すてきな色と形です。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
大麻博物館 http://tesigotosenka.com/taimahakubutukann.html
縁結び(スクリュー)
精麻(特上)
精麻と紡錘車
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2015年10月5日月曜日

大館の曲げわっぱ・おひつと弁当箱のこと

手仕事専科では、10月1日から、大館曲げわっぱ老舗栗久をご紹介販売しています。
曲げわっぱではなくとも、おひつは、こどもの頃から目にしていました。
何升も入る様な随分と大きなおひつだったように思います。
田植え時期などに近所の方々が、20人近くが、手伝いに来ていました。
そして、食事になるとお釜とおひつから、ご飯を盛っていたのを思い出します。
秋田の有名な伝統工芸の大館曲げわっぱですが、秋田杉やヒノキでつくるおひつや弁当は、今やブームとなっています。
現代の名工の栗盛俊二氏ですが、彼の説明は、納得がゆきます。
米の民族である、日本人の文化です。
米文化です。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
大館曲げわっぱ  http://tesigotosenka.com/magewappa.html
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[お弁当箱]
木のお弁当箱が何故良いか?と申しますと
余分な水分を吸収して食べ物が傷まないということに有ります。
そして、何よりお料理の味が変わらずしっかりして、美味しいということです。
それから木は伝熱性が低いので冷めにくく、さめてもカチカチ固くならずホクホクした美味しいままです。

[おひつ]
炊飯器が普及する前の時代は、ご飯は釜や鍋で炊いていました。伝統的な木製のおひつのよいところは、ご飯の粗熱(あらねつ)が取れ、ごはんの味が締まること。そして、おひつ自体が水分を吸って中の湿度が一定になるので、べとつかず、ふっくらとしたごはんになること。熱や水分を調節し、味わいをさらに高めていくという役割を考えると、おひつは単なる容器ではなく、調理器具のひとつと言えるでしょう。 
[飯切り]
炊飯の重要な仕上げ工程に、飯切り(ほぐし)があります。
これが適正に行われたか どうかで ご飯の 「照り・粘性・弾性」が引き出され食感が良くなり、又ご飯の保存性も格段にアップします。ご飯は、炊きあがってからそのままにして置くと、べちゃっとしてしまうだけでなく、上のご飯の重みで下のご飯がつぶれてしまいます。特に粘りの強いご飯は下が団子「玉」になってしまう事も有りますので飯切りは重要な行程です。
  

弁当(レディース入子)
平成24年グッドデザイン賞受賞
おひつ(5合)
飯切り(ほぐし)5合・蓋付き)

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