2016年12月19日月曜日

小砂の里、恒例の干支づくり(酉)

先日、一日益子から、烏山、那珂川町と3か所の工房を訪ねました。
大塚はにわ店烏山和紙小砂焼です。
ともに、手仕事専科の工房です。
那珂川町には、旧馬頭町小砂に藤田製陶所があります。
メディアも街の風物詩として、小砂焼の干支づくりを取材しています。下野新聞の一面にそして、TVとちぎの640でも取り上げています。
製作中の藤田真一さんと干支(酉)が、紹介されました。
彼は、現在、下野手仕事会の会長をされています。
私の30代は、手仕事会に御付き合いが始まったころですが、ともに若造でした。
ひさびさに工房を訪ねて、写真に収めてきました。
干支づくりの藤田製陶所です。
左から:白糠、鉄赤、金結晶の干支(酉)
この3種類の釉薬が、恒例の干支の色です。
好みによるでしょうが、どちらがお好きですか。
今年の干支(申)から、引き継ぎを受ける
3羽の鶏(酉)です。
皿の仕上げをしている藤田真一さんです。
型で作っても、仕上げが必要です。
手間暇がかかります。
手仕事の所以です。
乾燥中の干支(酉)です。
この後、釉薬につけ、焼きあげます。
私の好きな煉瓦の石畳と乾燥棚の光景です。
このレンガは、かつて、東京銀座に
使われていました。
藤田製陶所は、明治期に企業家として、
多くの事業を行っていました。
そのひとつが、この煉瓦です。
このような山里で作られていた煉瓦が、銀座に!!
とてもロマンチックだと思いませんか。
帰る頃には、夕焼けが見られました。
夕焼けは、郷愁を誘います。
両親に守られていた子供の頃や
悠な古代の記憶を持つDNAです。
それは、真っ暗な死につながる夜に対する
恐れなのかも知れません。
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