2015年9月10日木曜日

今市のロクロ挽き(轆轤挽き)

日光東照宮によって、沢山の職人が全国から集められました。
国家的プロジェクトだったと言えるのですが、その後も補修メンテナンスを目的に多くの職人たちが門前に住み着きました。
宮大工や木工職人、瓦職人などです。
鹿沼は、木材の集散地でしたし、今でも祭りの山車は、すばらしいものです。
現代に引き継がれているのは、日光彫や、今市の轆轤挽き日光下駄鹿沼の木工・寄木組子です。
昨日、日光下駄のTV放映がありました。
中村七之助さんの求めた染竹川の後丸型の日光下駄ですが、七之助さんが、女形の歌舞伎役者であるので、女性向けの配色で染竹皮を組み合わせたと言います。
ところで、今市の轆轤挽きは、もう、後継者がありません。
現在なさっている方々を最後に終わってしまうものと思います。
県や国の産業省に関わる人々が、伝統技術の継承を目的にたくさんのプロジェクトを行っています。少しずつ効果が出ているものもあるのでしょうが、そのまま終わって仕舞うものもあると思います。
今市の轆轤挽きに鈴木民芸・鈴木正雪さんがおられます。
私と同世代ですので、長い付き合いになります。
良くできたDVD「今市の挽物」が、在りますのでご紹介いたします。
つい最近黄肌の茶筒のご注文がありました。
材料も少なくなり、轆轤を挽く人も少なくなって、インターネット上で黄肌の茶筒が、載っているのは、この手仕事専科のページだけでしたと仰っていました。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
今市のロクロ http://tesigotosenka.com/suzukimingei.html

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